SNS マーケティングを行うのなら知らないと損?これから主流のSNSとは―――

SNS を使っている人が多くなってきたように感じられます。
しかし、実際には年齢層によって使われる媒体は異なります。

自社の魅力を発信するために SNS を使ってPRするのなら、
ターゲットとなるユーザーがどのような SNS を好んで利用しているかを把握することは非常に重要です。
例えば、定年退職後の住まいを販売している企業で60歳以上の方をターゲットにしている場合、LINEを利用して訴求していくことが有効だといいます。
その理由として、高齢者の SNS 利用率第一位はLINE、第二位がFacebook、第三位がTwitterになっているという結果が株式会社オースタンスの調査により公表されているからです。
こちらにグラフを転載させていただきます。

(https://ostance.com/より転載)

私たちはどの SNS が人気度を増しているのか、衰退しているかを調査しました。
2023年の企業広告戦略において、どの SNS を活用していくべきなのか参考になれば幸いです。

現在最も人気な SNS Instagram

あらゆるウェブサイトの調査分析を行っているSimilarWebの調査によると、
インスタグラムは月間アクティブユーザーが7800万人を超え、現在最も人気のある SNS になっているといいます。
Instagramは今後も成長が期待されています。
2023年においては、52%のマーケターがInstagramへの投資額を増やす予定。
これだけの投資増額が行われる背景に、
他のSNSと比較して費用対効果が高く、多くの契約につながりやすいことがあげられます。

その他の理由として、どの SNS 媒体よりも購入につながりやすいアプリ内販売ツールを提供しています。
そのため80%のマーケターは、メーカーのホームページよりも SNS 媒体からアイテムを購入するようになっていくと考えています。

Instagramを利用する人々は多岐にわたります。
TikTokを最もよく利用するZ世代。そんな彼らでさえもInstagramをお気に入りの SNS として位置付けています。
もちろんY世代(1980~1990年生まれ)にとってもInstagramはお気に入りのアプリです。

そんなInstagramですが、実はご年配のユーザー層でも人気があります。
過去数ヶ月におけるInstagramの利用者数の割合ですが、
X世代(1965~1980年生まれ)が55%、ベビーブーマー(1946年~1964年生まれ)が27%となっています。

しかし、この世代の方をターゲットとするならFacebookがより良い SNS になるかもしれません。
FacebookはInstagramに次いで成長が見込まれている SNS です。
弊社の調査によると、 SNS マーケター全体の23%がFacebookに投資する計画があり、
その中の43%が投資額を増やす予定です。
さらに、36%の SNS マーケターが2023年に初めてFacebookを利用する予定です。
Facebookは現在、競合他社よりも多くの月間利用者数を抱えており、
その大部分はミレニアル世代、ジェネレーションX、そしてベビーブーマーに属しています。
ですので、ご年配の方をターゲットにした SNS マーケティングを行いたい場合は、
Facebookが最適な選択肢になるでしょう。

しかしながら、 Z世代においてはエンゲージメントが大幅に低下しています。
Z世代のうち、Facebookを最も利用していると回答する方はわずか12%です。
過去3ヶ月間のFacebook訪問率も55%にとどまっています。そんな彼らに人気があるのはTikTokです。

Z世代から絶大な支持 TikTok

TikTokはZ世代のプラットフォームとして広く知られており、
InstagramやYouTubeよりも評価が高いことが分かっています。
実はその他の世代でも人気が高まってきており、35~54歳の利用者は全体の40%程度を占めています。
しかし、55歳以上の方が使用した割合は5パーセント程度と極端に低くなっています。
また、扱われているコンテンツはスナックコンテンツがほとんどを占めます。
1セッションあたりの平均時間は12分と長く、中毒性のあるものが多い印象です。
楽しい、面白いを求めて視聴しているユーザーが多い中で、自社のPRをどのようにしていくのかが今後の課題となっています。

どの世代からも支持されている SNS YouTube

YouTubeには20億人以上のユーザーがおり、月間訪問数は340億回以上。年々その市場は拡大しています。
動画を視聴する媒体として知られているYouTubeですが、
動画マーケティングではInstagramの方が費用対効果の良い結果が得られているといいます。

視聴者数にも影響する投稿するタイミング

自社ブランドの知名度を上げていくためには SNS による訴求は必須だといえます。
ではいつSNSに投稿すれば視聴者から良い反応がもらえるのでしょうか。
300人のSNSマーケターにアンケートを実施した結果、
その80%が金・土・日曜日の18:00~21:00の間に予約投稿を行っていました。
この時間帯が視聴者の活性が高く高いエンゲージメントが期待できるということです。

視聴者に合わせた SNS 活用の必要性

企業が動画マーケティングするうえで最適なプラットフォームは、FacebookやYouTubeなのでしょうか、
それともTicTokのような新しい媒体なのでしょうか。
それを決定する基準はターゲットの視聴者の年齢層で判断してはいかがでしょうか。
SNSマーケティングは実績の積み重ねで成長していきます。
様々な媒体でたくさんの実験を行っていくことが成長の近道なのではないでしょうか。

私たちバズテナブルは映像制作とともに、動画の利用方法についても様々な知見を持っています。
動画制作でお困りの方はぜひバズテナブルへご相談ください。お待ちしてます。

関連記事

PAGE TOP